ペットショップで犬の購入時に契約したサポートプランをクーリングオフしたい

相談事例
相談内容

先日ペットショップにて犬を購入しました。その際、ペット保険とは別にそのペットショップが独自に行っているサポートプランへの加入を進められました。必ず加入しなければならないのかと思い加入したのですが、金額も相当だったので自宅に帰ってから調べたところ加入は任意であることがわかりました。契約書にはクーリングオフの記載がなかったのですが、クーリングオフで解約することは可能でしょうか。

クーリングオフは、訪問販売や電話勧誘等の特定の契約のみが対象になります。本件は通常の店舗販売と思われるため、残念ながらクーリングオフは対象外です。

付随するサポートプランは内容と金額をよく吟味して

ペットの契約は、ペット単体でも数十万円することがザラです。しかしそれだけでなく、店によってはペットフードや保険などを組み合わせた様々なサポートプランをセットで販売しています。ペット単体よりサポートプランで儲けているのでは?と思わせるくらい高額なものもあります。

サポートプランを契約すると初期費用が抑えられる!などどアピールしている業者もいますが、当然ながら契約すればするほど支払いは増え、お店に支払うトータルの額は増えます。店員さんに言われるまま契約したら思っていたより高くなってしまった、サポートプランを強烈に勧めてきてなかなか断れない、という話はよく聞きます。

ペット保険は各社ありますし、セットになっているフードが合わなかった場合は悲惨なので、サポートプランの契約は慎重にしたいところです。

ブリーダーから直接買う場合は悪徳ブリーダーに注意

仲介サイトなどを通して、ペットをブリーダーから直接買うという方法があります。ペットショップで買うよりリーズナブルに買える可能性がある反面、ブリーダーの質に関しては誰も担保していないことに注意が必要です。

法令である程度は規制されてはいますが、実は劣悪な環境で育てられていたり、ペットに対する知識が欠けていたり、そんなブリーダーでも堂々と販売しているのが実情です。国民生活センターにもトラブルが多く報告されています。

自作自演で評価を上げようとする悪徳ブリーダーとか普通にいますから、パッと見の評価では気付きにくいかもしれませんが、複数のブリーダーを比較し、信頼できるブリーダーからペットを購入するようにしましょう。同じ種類のペットでもブリーダーによって毛並みがビックリするぐらい違うとかありますからね。

ちなみにブリーダーから直接買う場合、店舗販売もしくは通信販売という扱いになるため、クーリングオフは対象外です。

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